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<新興国eye>ベトナム1−2月期の海外直接投資認可額、前年比2.53倍―日本は5位
2019-03-06 16:50:00.0
ベトナム計画投資省海外投資局(FIA)が発表した海外直接投資(FDI)に関するデータによると、19年1−2月期のFDI認可額(推定値)は前年同期の2.53倍にあたる84億7090万ドル(約9500億円)だった。
また、同期の実行額(推定値)は前年同期比9.8%増の25億8000万ドル(約2900億円)に増加している。
新規認可案件数は前年同期比25.1%増の514件で、認可額は同75.7%増の24億4489万ドル(約2740億円)。追加認可案件数は同32.3%増の176件で、認可額は同22.1%増の8億5481万ドル(約960億円)だった。
認可額を業種別で見ると、最も多いのは製造の69億3167万ドル(約7800億円)で全体の81.8%を占めた。続いて、不動産が4億7808万ドル(約540億円)、専門・科学・技術研究が3億675万ドル(約344億円)、卸売・小売、自動車・バイクの修理が2億839万ドル(約233億円)などの順となっている。
国別認可額では、香港が43億2310万ドル(約4800億円)で全体の51%を占めトップに立った。シンガポールが9億7917万ドル(約1100億円)で2位、韓国が8億7308万ドル(約980億円)で3位、中国が7億8744万ドル(約880億円)で4位、日本が4億6221万ドル(約520億円)で5位だった。
地方別で1位はハノイ市の40億1056万ドル(約4500億円)で全体の47.3%を占めた。2位はホーチミン市の10億2189万ドル(約1150億円)、3位は紅河デルタ地方バクニン省の5億4176万ドル(約610億円)となっている。
なお、2月に認可された大型案件は次の通り。
●サイゴンビール・アルコール飲料(SAB)の親会社であるベトナム・ビバレッジへ出資した香港のビールコ・リミテッドのビール生産案件(ハノイ市):投資額38億5000万ドル(約4300億円)
●香港のGoertek社の電子機器・ネットワーク機器製造工場案件(バクニン省):投資額2億6000万ドル(約290億円)
●中国のAdvance Vietnamタイヤ案件(メコンデルタ地方ティエンザン省):同2億1440万ドル(約240億円)
●日本のMarubeniインスタントコーヒー工場案件(東南部地方バリア・ブンタウ省):同1億1500万ドル(約130億円)
●シンガポールの第2ベトナム・シンガポール・バクニン都市工業団地サービス区案件(VSIP2バクニン)(バクニン省):同1億400万ドル(約116億円)
【筆者:Viet Economic Research&AdVISory Corp.(VERAC)】
2002年ベトナム・ホーチミン市で創業。「ベトナム株・経済情報」「VIETJOベトナムニュース」、「VIETJOライフ」の自社媒体を通じ、経済、金融情報を中心に毎日数十本のベトナム関連記事を配信する。業界で唯一、全上場企業740社超の日本語企業データベースを保有。また調査可能な非上場企業のユニバースは22万社を誇る。10年超にわたり蓄積した情報とネットワークを駆使した企業信用調査に強み。
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提供:モーニングスター社




