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新興国ニュース

<新興国eye>前週のブラジル株、年金改革後退懸念や弱いGDP受け反落=BRICs市況

2019-03-04 11:11:00.0

 前週(2月25日−3月1日)のブラジル株式市場は1日のボベスパ指数が前日比1.03%安の9万4603.75と3日続落し、週間ベースでも2月22日終値比3.35%安と、3週ぶりに反落した。

 週明け2月25日の指数は反落して始まった。前の週、米中通商協議を継続し3月に米中首脳会談を開くことや、3月2日からの対中関税引き上げを延期する方針が伝えられたことから指数は買いが先行し一時9万8000の大台に乗せたが、その後は利益確定売り優勢となった。

 26日は反発。米中通商協議への合意期待感が支援材料となった。

 27日は反落し、週末3月1日まで3日続落となった。

 週半ばから後半は売り優勢。手がかかり材料難の中、米株市場が軟調となったことや、指数が9万8000に迫ると利益確定売りが出た。また、米中通商協議が難航する恐れがあるとの見方が浮上したことや印パ緊張の地政学リスクの高まり、さらには18年10−12月期GDP(国内総生産)伸び率が前年比1.1%増と、前期の同1.4%増や市場予想の同1.2%増を下回ったことでブラジル株売りが加速した。

 1日は指数が一気に9万4000台に後退。ボウソナロ大統領が前日、年金改革法案で示した女性の年金支給開始年齢62歳が修正される見通しを示したことを受け、市場では年金改革が後退するとの懸念が広がった。

 今週(6−8日)の株式市場は、引き続き海外市場、特に米株市場、原油などの国際商品相場やレアル相場の動向、米中通商協議、新政権の構造改革や財政再建の先行きなどが注目される。主な経済指標の発表は6日の2月自動車生産・販売台数と2月マークイット製造業PMI(購買担当者景気指数)、8日の2月ジェトゥリオ・バルガス財団(FGV)IGP−DIインフレ指数(全国卸売物価指数)など。3−5日はリオデジャネイロのカーニバルのため、休場となる。

<関連銘柄>
 ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、
 iS新興国<1362>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社