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<新興国eye>前週のインド株、印パ緊張緩和の兆しを好感し続伸=BRICs市況
2019-03-04 10:27:00.0
前週(2月25日−3月1日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の1日終値は前日比0.55%高の3万6063.81と、4日ぶりに反発し、週間ベースでも22日終値比0.54%高と、続伸した。
週明け2月25日の指数は反発して始まった。前の週、ワシントンDCで開かれた米中通商協議が最終合意に達しなかったものの、協議を継続し3月に米中首脳会談を開くことや、3月2日から対中関税引き上げを延期する方針が伝えられたことでアジア市場が上昇。インド株も買われ、宅地減税を好感した不動産セクターの上昇が目立った。
26日は反落し、28日まで3日続落となった。インド軍が26日にパキスタン領域内の過激派組織を狙った空爆を行ったことから両国関係の緊張激化、この他、18年4−12月期の外国からの対内直接投資額(FDI)が前年比7%減となったことからインド経済の成長鈍化懸念が強まったことや、米中通商協議が難航するとの観測が強まったことなどが売り材料となった。
週末3月1日は4日ぶりに反発した。印パ両国は緊張激化を望んでいないとの見方が強まり、買い安心感が広がった。また、外国人投資家が買い越しとなったことも追い風となった。
今週(5−8日)のインド市場は、米中通商協議や印パ関係の緊張などの地政学リスクや国内景気、原油価格の動向、主要企業の決算関連ニュース、5月総選挙を控えた政治動向などが注目される。主な経済指標の発表の予定は5日の2月日経サービス業PMI(購買担当者景気指数)など。4日は「シバ神生誕日」の祝日のため、休場となる。
<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




