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新興国ニュース

<新興国eye>前週のロシアRTS指数、原油高、米中協議合意期待で3週ぶり反発=BRICs市況

2019-02-25 10:50:00.0

 前週(18−22日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の22日終値が前日比0.82%高の1198.40と反発し、前週比でも1.77%高となり3週ぶりに反発した。

 週明け18日の指数は小反落して始まり、19日も値を下げ続落となった。20日は3日ぶりに急反発したが、21日は反落した。週末22日は反発して取引を終了した。

 週前半は、前週に引き続き、EU(欧州連合)と米国が18年11月25日にアゾフ海と黒海を結ぶケルチ海峡(クリミア半島東部)で起きた両国間の紛争拡大を阻止するため、今後2週間以内に新たな対ロ制裁を共同で実施する見通しとなったことが嫌気された他、原油先物価格の上げが一服し、ロシア株は売り優勢となった。

 20日は大きく反発。プーチン大統領が議会演説でロシアの外貨準備高が政府と民間の対外債務をカバーできるほど回復したことを明らかにしたことが好感された。

 21日は中国株や米国株のさえない動きを背景に利益確定売りが出た。

 週末22日は、ブレント原油先物が1バレル当たり67ドル超えと高止まっていることや、米中通商協議が6項目の合意について大詰めの協議を行っていると伝わったことがロシア株の支援材料となった。

 今週(2月25日−3月1日)のロシア市場は引き続き原油価格やルーブル相場の動向、米中通商協議、ウクライナ・ケルチ海峡紛争をめぐる西側の対ロ制裁などが焦点となる。主な国内経済指標の発表は1日の2月製造業PMI(購買担当者景気指数)など。また、原油価格に影響を与える26日のAPI週間石油在庫統計や27日のEIA週間石油在庫統計も注目される。

<関連銘柄>
 RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、
 WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、
 野村原油<1699>、iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社