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<新興国eye>前週のインド株、国営銀行の資本増強などを好感し反発=BRICs市況
2019-02-25 09:55:00.0
前週(18−22日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の22日終値は前日比0.07%安の3万5871.48と3日ぶりに反落したが、週間ベースでは15日終値比0.17%高となり、反発した。
週明け18日の指数は売り優勢で始まり、19日も値を下げ9日続落となった。週前半は、インドとパキスタンの軍事衝突懸念が強まったことや、企業業績の悪化懸念で外国人投資家の資金が流出したことが売り材料となった。また、インド準備銀行(RBI)がイエス銀行のリスク調査報告書に記載された情報が守秘義務に違反したと指摘したことで、同行の株価が急落したことも指数の押し下げにつながった。
20日は10日ぶりに反発し、21日も値を上げ続伸。米中通商協議が期限の3月1日までに合意する見通しが強まったことや、RBIが政府に2800億ルピー(約4366億円)の中間配当金の支払いを決めたことで、政府の5月総選挙前の消費関連企業への補助金が増加するとの憶測も支援材料となった。また、政府が国営銀行に4823億9000万ルピーの資本注入を決めたことで金融セクターの上昇が目立った。
週末22日は3日ぶりに反落した。オランダ金融サービス大手INGがインドのコタク・マヒンドラ銀行の発行済株式数の1.21%を売却するとの一部報道で同行の株価が急落。指数の押し下げにつながった。
今週(2月25日−3月1日)のインド市場は、米中通商協議やパキスタンとの軍事衝突懸念などの地政学リスクや国内景気、原油価格の動向、主要企業の決算関連ニュース、5月総選挙を控えた政治動向などが注目される。主な経済指標の発表の予定は28日の18年10−12月期GDP(国内総生産)と1月インフラストラクチャ生産高、1日の2月日経製造業PMI(購買担当者景気指数)など。
<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




