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<新興国eye>トルコ中銀総裁、現状の金融引き締めスタンス維持を表明
2019-02-15 11:13:00.0
トルコ中央銀行のエルデム・バシュチュ総裁は14日、地元アナドル通信社の独占インタビューで、今後の金融政策の見通しについて、「インフレ見通しが顕著に改善するまで引き締め的な政策金利を維持する」と述べ、1月16日の金融政策決定会合後に発表した中銀の声明文と同じ内容を繰り返し、当分の間、現状維持を続ける考えを明らかにした。地元紙ヒュリエトが伝えた。
同総裁はインフレ見通しに関し、「われわれはコアインフレ率の動向を示す指標や企業の価格設定行動が持続的に改善するのを見る必要がある」とした上で、「これは前年同期のインフレ率が高かったため低目の数値が出る、いわゆるベース効果や外部コスト要因による物価変動など一時的にインフレ見通しが大幅に改善するだけでは十分ではない。インフレ率と企業の価格設定行動が同時に改善するのを見る必要がある」と述べている。
トルコ統計局が4日発表した1月CPI(消費者物価指数、03年=100)は前年同月比20.35%上昇と、18年12月の同20.30%上昇をやや上回ったものの、3月以来8カ月ぶりの改善となった11月の同21.62%上昇(10月は同25.24%上昇)を下回っている。また、市場予想の20.59%上昇を下回っており、物価上昇への加速懸念は一服している。
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提供:モーニングスター社




