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新興国ニュース

<新興国eye>前週のロシアRTS指数、利益確定売り優勢で6週ぶり反落=BRICs市況

2019-02-12 10:29:00.0

 前週(4−8日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の8日終値が前日比0.04%安の1199.65と3日続落し、前週比でも0.96%安となり、6週ぶりに反落した。

 週明け4日の指数は続落して始まった。新興財閥のデリパスカ氏が保有する露エネルギー大手En+グループとアルミ地金生産で世界最大手UCルスアルが米国の制裁対象から除外されたことを受け、新興国の株式市場の値動きを追うMSCIエマージング・マーケット指数の構成銘柄に組み込まれるとの思惑で指数も買われたが、ブレント原油先物価格の下落が指数の上昇分を消す格好となった。

 5日は3日ぶりに反発した。ロシア最大の国営石油大手ロスネフチが米信用格付け大手S&Pグローバル・レーティングスによる信用格付けの引き上げを受け急伸。指数の上げを主導した。

 6日は反落し、週末8日まで3日続落した。これまでの相場上昇を受け高値警戒感が広がり利益確定売り売りが出た他、ユーロ圏の19年の経済成長率見通しが前回11月予想時点の1.9%増から1.3%増に下方修正されたこと、英国のEU(欧州連合)離脱協議の先行き不透明感、中国経済の減速で世界気の鈍化懸念が強まったことも売りを加速させた。

 8日はクドローNEC(米国家経済会議)委員長が米中通商協議の見通しについて悲観的な見解を示し、リスクオフムードからロシア株も売られた。

 今週(11−15日)のロシア市場は引き続き原油価格やルーブル相場の動向、米中通商協議の結果などが焦点となる。主な国内経済指標の発表は15日の1月鉱工業生産など。また、原油価格に影響を与える12日のAPI週間石油在庫統計や13日のEIA週間石油在庫統計も注目される。RTS指数は1170−1220ポイントのレンジの動きが予想される。

<関連銘柄>
 RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、
 WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、野村原油<1699>、
 iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社