新興国ニュース
<新興国eye>前週のインド株は続伸―利下げ期待で買い先行も小幅高=BRICs市況
2019-02-12 09:35:00.0
前週(4−8日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の8日終値は前日比1.15%安の3万6546.48、週間ベースでは1日終値比0.21%高となり、続伸した。
週明け4日の指数は買い優勢で始まり、6日まで5連騰した。週前半から半ばにかけては、海外市場が堅調となったことやインド準備銀行(RBI)の金融政策決定会合を7日に控え、景気刺激の利下げ期待感が強まり買い優勢となった。また、インドの18年度輸出額が13年に記録した過去最高額3140億ドルを5年ぶりに更新するとの観測や、インド財務省が19年度のGDP(国内総生産)伸び率が7.5%増に加速するとの見通しを発表したことも追い風となった。
7日は6日ぶりに反落し、週末8日も値を下げ続落した。7日、RBIが0.25ポイントの利下げに踏み切り、金融引き締めから中立に転換した。株式市場には追い風だったが、材料出尽くしと受け止められ、指数は小幅安で引けた。
8日はインド自動車大手タタ・モーターズの18年10−12月期決算が発表され、傘下の英ジャガー・ランドローバーの経営難を受け多額の減損損失を計上し過去最大の赤字を記録したことから、一時30%近くまで値下がりし地合いが悪化し、指数も大きく売られた。
今週(11−15日)のインド市場は、米中貿易摩擦などの地政学リスクや国内景気、原油価格の動向、主要企業の決算関連ニュース、5月総選挙を控えた政治動向などが注目される。主な経済指標の発表は12日の1月CPI(消費者物価指数)と18年12月鉱工業生産、14日の1月WPI(卸売物価指数)など。
<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




