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<新興国eye>前週のブラジル株、年金改革への期待感広がり最高値更新=BRICs市況
2019-02-04 11:19:00.0
前週(1月28日−2月1日)のブラジル株式市場は2月1日のボベスパ指数が前日比0.48%高の9万7861.27と4日続伸し、週間ベースでも1月24日終値比0.19%高となり、6週続伸した。
週明け1月28日の指数が3日ぶりに大きく反落して始まった。前の週末、ブラジル南東部ミナスジェライス州ブルマジーニョで、鉱山大手ヴァーレのダムが決壊し多数の死傷者が出た事故を受け、同社の株価が24.5%下落し、指数の下げを主導した。
29日は小反発し、2月1日まで4日続伸した。
政府の国営企業の民営化計画が支援材料となった他、30日のFOMC(米連邦公開市場委員会)でFRB(米連邦準備制度理事会)が今後の利上げに慎重姿勢を示し、米利上げは一時休止するとの観測が広がり、買い安心感が広がった。
1日は新政権による年金改革への期待感から買いが優勢となり、指数は過去最高値を更新した。
今週(4−8日)の株式市場は、引き続き海外市場、特に米株市場、原油などの国際商品相場やレアル相場の動向、ヴァーレの株価動向、米中通商協議、新政権の経済改革や財政再建の先行き、さらには6日のブラジル中銀の金融政策決定会合などが注目される。主な経済指標の発表は4日の1月IPC−Fipeインフレ指数(サンパウロ大学経済研究所(FIPE−USP)が発表する消費者物価指数)や5日の1月マークイット・サービス業PMI(購買担当者景気指数)、6日の1月自動車生産・売上高、8日のIPCA(拡大消費者物価指数)など。
<関連銘柄>
ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、
iS新興国<1362>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社




