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新興国ニュース

<新興国eye>前週のロシアRTS指数、海外株高やFRBのハト派姿勢受け5週続伸=BRICs市況

2019-02-04 11:03:00.0

 前週(1月28日−2月1日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の2月1日終値が前日比0.27%安の1211.23と反落したが、週間ベースでは1.61%高となり、5週続伸した。

 週明け1月28日は指数が4日ぶりに反落して始まった。ブレント原油先物が1バレル=60ドルを割り込んだことが嫌気された他、利益確定売りが出た。

 翌29日は反発し、31日まで3日続伸した。29日は、米国がベネズエラ国営石油会社(PDVSA)に対し制裁措置を発動したことで原油先物価格が61ドル台に急騰し、ロシア株は買い優勢となった。30日は、原油先物価格が62ドル台まで値を上げ、ロシア株も買いが続いた。31日は、前日のFOMC(米連邦公開市場委員会)でFRB(米連邦準備制度理事会)が今後の利上げについてハト派姿勢を示したことを受け、市場では米利上げは一時休止ではなく完全終了の可能性が高いとの観測が広がり、新興国市場を含め、海外市場が堅調となった流れで買いが優勢となった。

 2月1日は4日ぶりに反落した。市場の注目を集めた1月末の米中貿易協議が最終合意せず期待が後退した他、ロシア中銀の通貨ルーブルの相場安定のための外貨購入でルーブル安となったことが指数の押し下げにつながった。

 今週(4−8日)のロシア市場は引き続き原油価格やルーブル相場の動向、米中貿易問題、さらには8日のロシア中銀の金融政策決定会合などが焦点となる。ただ、最近の相場過熱感から利益確定売りが強まることが予想される。主な国内経済指標の発表は5日の1月サービス業PMI(購買担当者景気指数)や6日の1月CPI(消費者物価指数)など。また、原油価格に影響を与える5日のAPI週間石油在庫統計や6日のEIA週間石油在庫統計も注目される。RTS指数は1200−1230ポイントのレンジの動きが予想される。

<関連銘柄>
 RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、
 WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、野村原油<1699>、
 iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社