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新興国ニュース

<新興国eye>前週のブラジル株、利下げ期待追い風に最高値更新し5週続伸=BRICs市況

2019-01-28 10:49:00.0

 前週(21−24日)のブラジル株式市場は24日のボベスパ指数が前日比1.16%高の9万7677.19と続伸し、週間ベースでも18日終値比1.64%高となり、5週続伸した。週末25日は「サンパウロ記念日」の祝日で休場だった。

 週明け21日の指数は小反落して始まり、翌22日も値を下げ続落した。週前半は海外市場が軟調となった他、IMF(国際通貨基金)の19年の世界経済見通しを下方修正したことが嫌気され、売り優勢となった。

 23日は3日ぶりに反発し、24日も値を上げ続伸した。23日は1月中旬時点のIPCA(拡大消費者物価指数)が年率3.77%上昇と、市場予想の3.81%上昇を下回ったことから、中銀による利下げ期待が強まった他、ブラジルの主要な貿易相手国である中国が相次いで景気対策を発表したことや、米株市場の上昇が相場を押し上げた。

 最終24日の取引では小売り最大手ビア・バレージョや大学運営大手クロトン・エデュカシオナルなどバリュー株(割安株)への物色買いが強まり、指数は初の9万7000ポイントの大台に乗り、過去最高値を更新した。

 今週(1月28日−2月1日)の株式市場は、引き続き海外市場、特に米株市場、原油などの国際商品相場やレアル相場の動向、米中通商協議、新政権の経済改革や財政再建の先行きなどが注目される。主な経済指標の発表予定は28日の昨年12月外国直接投資(FDI)や2月1日の12月鉱工業生産と1月貿易収支など。

<関連銘柄>
 ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、
 iS新興国<1362>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社