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<新興国eye>前週のロシアRTS指数、米中通商協議期待と海外株高で4週続伸=BRICs市況
2019-01-28 10:31:00.0
前週(21−25日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の25日終値が前日比0.33%高の1192.02と3日続伸し、前週比でも1.3%高となり4週続伸した。
週明け21日の指数は売り優勢で始まり、22日も値を下げ続落した。英国のEU(欧州連合)離脱をめぐってノーディール懸念が強まった他、IMF(国際通貨基金)の世界経済見通しでロシアの19年経済成長率が前回予想から下方修正されたこと、ブレント原油先物が1バレル=62ドルを割り込んだことなどが売り材料となった。
23日は3日ぶりに反発し、週末25日まで3日続伸した。23日はブレント原油先物が62ドル台に一時回復したことが支援材料となった。ただ、ベネズエラで最大野党の候補が新大統領に就任したことでロシア最大の国営石油大手ロスネフチの同国への石油開発投資が危うくなるとの懸念で同社の株価が急落したことから、24日の指数は伸び悩んだ。
25日は原油価格の上昇や米国の強い経済指標を受けて世界経済後退懸念が緩和し、海外市場が堅調となったことでロシア株も買われた。
今週(1月28日−2月1日)のロシア市場は引き続き原油価格やルーブル相場の動向、1月末の米中通商協議の結果などが焦点となる。ただ、最近の相場の過熱感から利益確定売りが強まることが予想される。主な国内経済指標の発表の予定はないが、原油価格に影響を与える29日のAPI週間石油在庫統計や30日のEIA週間石油在庫統計が注目される。RTS指数は1150−1180ポイントのレンジの動きが予想される。
<関連銘柄>
RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、
WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、
野村原油<1699>、iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社




