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新興国ニュース

<新興国eye>前週のインド株、マルチ・スズキなどが下げ3週ぶり反落=BRICs市況

2019-01-28 09:45:00.0

 前週(21−25日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の25日終値は前日比0.47%安の3万6025.54と反落、週間ベースでも18日終値比0.99%安となり、3週ぶりに反落した。

 週明け21日の指数は5日続伸して始まった。海外株高や、インドの19年度成長率が7.5%増に加速するとの見通しが好感された。また、前週、不正行為を暴いた内部告発で企業統治をめぐる懸念が強まり14%超も下落した医薬品大手サン・ファーマシューティカル・インダストリーズが急反発したことも指数の押し上げにつながった。

 22日は6日ぶりに反落し、23日も値を下げ続落。21日にIMF(国際通貨基金)が19年の世界経済見通しを下方修正したことでアジア株が軟調となった他、米中通商協議が行き詰まるとの観測や、中国の景気減速でインド経済にも悪影響が及ぶとの思惑で売りが強まった。

 24日は3日ぶりに反発。世界最大の製油所を運用するリライアンス・インダストリーズが買われ、指数の上げを主導した。

 週末25日は反落した。スズキ<7269>のインド法人マルチ・スズキ・インドの第3四半期決算が17.3%の大幅減益となった他、インドの大手テレビ局ジー・エンタテインメント・エンタープライゼズ(ZEEL)が自社株の半数を米映画大手ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントなど外部に売却する方向で協議していると伝わり、両社の株価が急落、指数の下げを主導した。

 今週(1月28日−2月1日)のインド市場は、米中貿易摩擦の解消期待など地政学リスクや国内景気、原油価格の動向、主要企業の決算関連ニュース、5月総選挙を控えた政治動向、さらには今週発表される政府暫定予算案などが注目される。主な経済指標の発表の予定はない。

<関連銘柄>
 上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
 インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社