youtube fund_beginer fund_search fund_look

新興国ニュース

<新興国eye>マレーシア中銀、政策金利を維持―市場予想通り

2019-01-25 11:21:00.0

 バンク・ネガラ・マレーシア(中銀)は24日の金融政策決定会合で、市場の予想通り、政策金利である翌日物政策金利(OPR)を3.25%のまま維持することを決めた。

 中銀は16年7月会合で景気刺激のため、政策金利を0.25ポイント引き下げたあと、同9月会合から17年11月会合まで8会合連続で金融政策を据え置いた。しかし、金融緩和の程度を調整するため、18年1月会合で利上げを実施。その後は、同3月会合から再び据え置きに転じている。現状維持は今回で6会合連続。

 中銀は会合後に発表した声明文で、インフレ見通しについて、「18年のインフレ率の全体指数は平均で1%上昇となったが、今年は平均でそれよりもやや高めになる」との見解を示した。その理由については、「消費税の影響が年末にかけて及ぶため」としている。

 ただ、「インフレ率の全体指数は原油価格の動向によるものの、コアインフレ率は需要過多によるインフレ圧力がないため、引き続き抑制される」とし、前回会合時に引き続きインフレの先行きに楽観的な見方を示した。

 一方、景気見通しについては「最新の経済データはマレーシア経済が持続的に拡大する方向を示しており、今年は内需が引き続き成長をけん引する。個人消費は安定した雇用や賃金の上昇に支えられ、企業の設備投資も内外需に支えられ堅調が続く」とした上で、「全体として、今年のマレーシア経済は引き続き安定成長軌道に乗る」と前回会合時と同様、楽観的に見ている。

 今後の金融政策の見通しについて、前回会合時と同様、「現在の政策金利水準での金融緩和の程度は中銀が意図した政策スタンスと合致している」と金融政策を据え置くことに含みを持たせた。

 次回会合は3月5日に開かれる予定。

<関連銘柄>
 ブルサKLC<1560>、iSエマジン<1582>、アセアン50<2043>、
 アジア債券<1349>、iS新興国<1362>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社