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新興国ニュース

<新興国eye>前週のブラジル株、年金改革と景気回復への期待感で4週続伸=BRICs市況

2019-01-21 10:36:00.0

 前週(14−18日)のブラジル株式市場は18日のボベスパ指数が前日比0.78%高の9万6096.75と3日続伸し、週間ベースでも11日終値比2.60%高となり、4週続伸した。

 週明け14日は指数が反発して始まった。パウロ・ゲデス経済相による年金改革への期待感で買い優勢となった。市場では年金改革が進めば、ブラジルの株式相場はさらに40%上昇するとの思惑が広がり、小売り最大手ビア・バレージョなどのバリュー(割安)株の買いが活発化した。

 15日は反落。高値警戒感が強まり、利益確定売り優勢となった。

 16日は反発し、週末18日まで3日続伸した。中国が景気テコ入れ策を打ち出すとの観測や年金など国内の構造改革への期待が支援材料となった。

 17日、米証券大手バンクオブアメリカ・メリルリンチが最新リポートで19年のブラジルの成長率が構造改革や個人消費、設備投資の拡大により3.5%増に加速するとの見方を示した他、1月30−31日の米中通商協議で貿易摩擦問題が進展するとの期待感が買い材料となった。指数はこの日、史上初めて9万5000ポイントの大台を突破し、過去最高値を更新した。

 週末18日も相場の上昇勢いは衰えず、年金改革が景気を押し上げるとの見方で指数は9万6000ポイントを突破した。個別銘柄ではブラジル中央電力とPNB(ポルト・ナシオナル空港)がいずれも5%を超す大幅高となり、指数は連日の最高値更新となった。

 今週(22−24日)の株式市場は、引き続き海外市場、特に米株市場、原油などの国際商品相場やレアル相場の動向、米中通商協議、新政権の経済改革や財政再建の先行きなどが注目される。主な経済指標の発表予定は23日の1月中旬時点IPCA(拡大消費者物価指数)など。21日は「キング牧師生誕記念日」、また、25日は「サンパウロ記念日」の祝日でいずれも休場となる。

<関連銘柄>
 ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、
 iS新興国<1362>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社