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新興国ニュース

<新興国eye>前週のロシアRTS指数、原油高、ルスアル制裁解除など受け3週続伸=BRICs市況

2019-01-21 10:02:00.0

 前週(14−18日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の18日終値が前日比1.67%高の1176.42と4日続伸し、前週比でも2.41%高ととなり、3週続伸した。

 週明け14日の指数が11日ぶりに小反落して始まった。中国18年12月貿易収支で、輸出と輸入がいずれも市場予想を大幅に下回ったことから世界景気後退懸念が強まり、海外株安となったことでロシア株も売られた。

 15日は反発し、週末18日まで4日続伸した。中国政府が景気テコ入れ方針を示したことで海外市場が回復した他、ブレント原油先物が1バレル=60ドル台に上伸したことが好感された。

 週後半はトランプ米大統領が上院に提出した、ロシアの大富豪オレグ・デリパスカ氏が率いるアルミ地金生産で世界最大手UCルスアルやEn+グループなど3社に対する制裁措置を解除する法案をめぐって、民主党が制裁解除法案の否決に失敗したことが伝えられると、これら3社の株価が急伸し、指数の上げを主導した。

 週末は米中通商協議が進展するとの観測で買いが一段と優勢となった。米メディアが米政府は中国からの輸入品に対する追加関税を見送ると伝えたことが買い手掛かり材料となった。また、ブレント原油先物がOPEC(石油輸出国機構)の18年12月減産実績が2年ぶりの高水準になったことを受け63ドルに急伸したことも追い風となった。

 今週(21−25日)のロシア市場は引き続き原油価格やルーブル相場の動向、米中通商協議などが焦点となる。主な国内経済指標の発表は23日の18年12月鉱工業生産や25日の12月失業率、12月小売売上高など。また、原油価格に影響を与える23日のAPI週間石油在庫統計や24日のEIA週間石油在庫統計も注目される。RTS指数は1150−1210ポイントのレンジの動きが予想される。

<関連銘柄>
 RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、
 WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、
 野村原油<1699>、iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社