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<新興国eye>前週のインド株、中国景気対策期待や印利下げ観測で続伸=BRICs市況
2019-01-21 09:47:00.0
前週(14−18日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の18日終値は前日比0.03%高の3万6386.61、週間ベースでも11日終値比1.05%高となり、続伸した。
週明け14日の指数は3日続落して始まった。中国18年12月貿易統計で輸出と輸入がいずれも市場予想を大幅に下回ったことから世界景気後退懸念が強まり、海外市場が下落したことでインド株も売られた。
15日は4日ぶりに急反発。その後も値を上げ週末18日まで4日続伸した。
中国政府が景気支援の方針を示したことで海外市場が回復。また、インドの18年12月インフレ率が1年半ぶりの低水準となったことで、インド準備銀行(RBI)が次回2月の金融政策決定会合で利下げに転じるとの見通しが強まったことも買い材料となった。
週後半も世界最大の製油所を運用するリライアンス・インダストリーズの四半期決算が好調となるとの予想が広がりエネルギー株と金融株が買われ、指数の上げを主導した他、モディ首相が今年の総選挙に向け追加景気対策を打ち出すとの観測も相場を押し上げた。
週末はリライアンス・インダストリーズが発表した四半期決算が過去最高となったことが手掛かり材料となった半面、医薬品大手サン・ファーマシューティカル・インダストリーズの不正行為を暴いた内部告発で企業統治をめぐる懸念が再燃し、指数の上値は限られた。
今週(14−18日)のインド市場は、米中貿易摩擦の解消期待など地政学リスクや国内景気、原油価格の動向、主要企業の決算関連ニュースなどが注目される。主な経済指標の発表は25日の外貨準備高など。
<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




