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新興国ニュース

<新興国eye>年末年始のインド株、中国や米国の景気後退懸念で反落=BRICs市況

2019-01-07 10:55:00.0

 年末年始(18年12月24日−19年1月4日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の4日終値は前日比0.51%高の3万5695.1と3日ぶりに反発したが、12月21日終値比では0.13%安となり、反落した。

 12月24日の指数は3日続落となった。ナバロ米通商製造政策局長が21日、米中通商協議の見通しについて、追加関税措置の90日間の発動停止期間中の合意は厳しい、と発言したことで米中貿易摩擦懸念が強まり、売り優勢となった。

 25日のクリスマス休暇を挟んだ26日は反発し、28日まで3日続伸となった。金融株や医薬品株を中心に安値拾いの買い戻しが入った他、米国のクリスマス商戦が好調となりダウ工業株30種平均が26日に1000ドル超の過去最大の上げ幅を示したことが支援材料となった。

 31日は小反落したものの、新年入りした1月1日は反発した。トランプ米大統領が中国の習近平国家主席との電話会談について「進展があった」と発言したことから米中通商協議への懸念が後退したことや、通貨ルピーが選挙を控えて上昇し始めたことが好感された。

 2日は反落し、3日も値を下げ続落。企業の決算発表シーズンを翌週に控え買いが慎重となる中で利益確定売りが出た他、米国や中国の景気鈍化懸念からリスク回避ムードが広がり売りを誘った。

 週末4日は3日ぶりに反発した。前日の弱い米国経済指標を受け、市場でFRB(米連邦準備制度理事会)が利下げに舵を切るとの思惑が強まったことや、米中両国が来週、次官級の通商協議を開くとの見通しが伝わったことが買い材料となった。


 今週(7−11日)のインド市場は、米中貿易摩擦問題などの地政学リスクや国内景気、主要企業の決算関連ニュースなどが注目される。主な経済指標の発表は11日の18年11月鉱工業生産など。

<関連銘柄>
 上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
 インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社