youtube fund_beginer fund_search fund_look

新興国ニュース

<新興国eye>前週の上海総合指数、米利上げ受けた世界株安で続落=BRICs市況

2018-12-25 09:45:00.0

 前週(17−21日)の中国株式市場は主要指標となる上海総合指数の21日終値が14日終値比2.99%安の2516.25となり、続落した。

 週明け17日の指数は反発して始まった。中国共産党の第11期中央委員会第3回全体会議(3中全会)が今年で40周年を迎え「改革開放40周年式典」が開かれる他、19−21日に中央経済工作会議が開催されるのを控え、政府による景気刺激策への期待感で買い優勢となった。

 18日は反落し、週末21日まで4日続落した。18日は習近平国家主席が改革開放40周年式典で景気刺激対策に言及しなかったことから失望売りが広がった。

 週半ばは中国景気が減速する中、習主席が改革開放40周年式典で具体的な景気対策を示さなかったことが引き続き嫌気され、売り優勢となった。

 週後半はFRB(米連邦準備制度理事会)がFOMC(米連邦公開市場委員会)で利上げを決定したものの、パウエルFRB議長の会見が市場のハト派期待に反しタカ派的だったことから世界株安となり中国株も売られた。

 また、中国人民銀行(中銀)が米中貿易摩擦の影響緩和のため、中小企業を対象とした標的型中期貸出制度(TMLF)の導入を発表したが、市場ではTMLFは事実上の利下げとみており、市中銀行が中銀に預ける預金準備率の引き下げの可能性は低下したとして金融株が売られ、指数の下げを主導した。

 今週(24−28日)の株式市場では引き続き米中通商協議などの地政学リスクや海外市場の動向、株価支援・景気対策、人民元相場、原油などのコモディティ相場などが注目される。主な経済指標の発表の予定はない。

<関連銘柄>
 上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
 H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
 南方A50<1576>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社