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新興国ニュース

<新興国eye>前週のロシアRTS指数、欧州の対ロ制裁延長を受け反落=BRICs市況

2018-12-17 11:10:00.0

 前週(10−14日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の14日終値が前日比1.14%安の1116.50と反落し、前週比でも3.58%安となり、3週ぶりに反落した。

 週明け10日の指数が急反落して始まり、12日まで3日続落した。週前半は、海外市場が軟調となったことや、世界景気後退懸念や利益確定売り、OPEC(石油輸出国機構)の減産合意の効果に対する懸念でブレント原油先物価格が1バレル=60ドルを割り込んだことが嫌気された。週半ばもバルト海経由でロシアとドイツを結ぶ天然ガスパイプライン網「ノルドストリーム」の2番目のパイプライン「ノルドストリーム2」の建設計画に対し、米下院が欧州のエネルギー供給でロシア依存度が強まるとして反対決議を採択したことから地政学リスクが高まり、売り優勢となった。

 13日は4日ぶりに反発した。米国の石油統計の結果を受け原油先物価格が60ドル台に回復したことが好感され、買い優勢となった。

 週末14日は反落。EU(欧州連合)が対ロ制裁の延長を決めたことからロシア連邦貯蓄銀行(ズベルバンク)が売られ、指数の下げを主導した。

 今週(17−21日)のロシア市場は引き続き原油価格やルーブル相場の動向、米中貿易戦争、FOMC(米連邦公開市場委員会)会合の結果などが焦点となる。主な国内経済指標の発表の予定は17日の11月鉱工業生産や19日の11月失業率など。また、原油価格に影響を与える18日の米石油協会(API)週間石油在庫統計や19日のEIA(米エネルギー情報局)週間石油在庫統計も注目される。RTS指数は1080−1150ポイントの動きが予想される。

<関連銘柄>
 RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、
 WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、
 野村原油<1699>、iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社