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新興国ニュース

<新興国eye>前週のインド株、RBI新総裁指名で金融株が買われ反発=BRICs市況

2018-12-17 11:03:00.0

 前週(10−14日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の14日終値は前日比0.1%高の3万5962.93と4日続伸し、週間ベースも7日終値比0.8%高となり、反発した。

 週明け10日の指数は急反落して始まった。前の週末、米株市場が急落しアジア株が軟調となった流れを受けインド株も売られた。米中貿易戦争や世界景気の後退への懸念が相場を押し下げた。

 11日は反発、週末14日まで4日続伸した。

 11日は政府が公務員向けの減税策を導入すると伝えられ、小売セクターが買われ上げを主導した。また、5州で実施された州議会選挙が出口調査の結果通りとなったことで買い安心感が広がった。

 12日は11日夕にインド準備銀行(RBI)の新総裁にシャクティカンタ・ダス元財務次官が指名されたこと、また、新総裁が金融機関との対話を重視し問題解決に臨む姿勢を示したことが好感され金融株が買われ、指数の上げを主導した。

 13日もRBI新総裁指名が支援材料となり金融株が続伸し相場を押し上げた。14日はインド電気通信紛争処理・上訴裁判所(TDSAT)が電気通信規制庁(TRAI)によるプレデタリー・プライス(一定期間コスト割れの低価格をつける略奪的価格引下げ)規制は公正競争を阻害するとして退ける判決を言い渡したことが好感され、通信大手バーティ・エアテルと英携帯電話サービス大手ボーダフォンのインド法人が急騰し、指数をサポートした。

 今週(17−21日)のインド市場は、米中貿易摩擦問題などの地政学リスクや国内景気、主要企業ニュースなどが注目される。主な経済指標の発表は19日のマネーサプライ(M3)や21日の銀行貸出・預金残高など。

<関連銘柄>
 上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
 インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社