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<新興国eye>前週の上海総合指数、経済指標悪化で景気懸念広がり3週ぶり反落=BRICs市況
2018-12-17 09:35:00.0
前週(10−14日)の中国株式市場は主要指標となる上海総合指数の14日終値が7日終値比0.47%安の2593.74となり、3週ぶりに反落した。
週明け10日の指数は反落して始まった。8日に発表された11月貿易収支で輸出・輸入とも市場予想を下回り、景気鈍化懸念が強まり売りが広がった。
11日は反発し、13日まで3日続伸した。中国の劉鶴副首相(貿易問題担当)がムニューシン米財務長官とライトハイザーUSTR(米通商代表部)代表と電話会談を行ったのを受け米中貿易摩擦懸念が後退した他、中国政府が米国からの輸入車への25%の報復関税を撤回する方向で検討していること、トランプ米大統領が中国の習近平国家主席と会談する用意があると伝わったことなどが買い材料となった。また、中国共産党の第11期中央委員会第3回全体会議(3中全会)が今年で40周年を迎えることから、この機会に政府が景気刺激策を打ち出すとの期待感も相場を押し上げた。
週末14日は大きく反落した。11月小売売上高と鉱工業生産の伸びがそれぞれ15年ぶりと3年ぶりの低い伸びに鈍化したことから、中国経済の先行き懸念が強まり、売り優勢となった
今週(17−21日)の株式市場では引き続き米中通商協議などの地政学リスクや海外市場の動向、株価支援・景気対策、人民元相場、原油などのコモディティー相場などが注目される。主な経済指標の発表の予定はない。
<関連銘柄>
上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
南方A50<1576>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




