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新興国ニュース

<新興国eye>カンボジア・シアヌークビル港取扱量増加、株価も高値

2018-12-14 11:10:00.0

 18年1−10月のシアヌークビル港のコンテナ取扱量は、前年同期の37万8292TEU(1TEU=20フィートコンテナ1個分で換算)から18.0%増の44万6520TEUに達したとのことです。

 売上は18年上半期(1−6月)で3209万ドル(約36億3000万円)となり、前年同期の2584万ドル(約29億2000万円)から24.2%増となっています。

 シアヌークビル港のコンテナターミナルは、日本の支援で大幅に増強され、現在70万TEUまで取り扱うことが可能となっています。さらに、新コンテナターミナル建設のために、17年に円借款235億200万円が供与されています。シアヌークビル港湾公社のロー・キム・チュン総裁は、2023年には、取扱能力を129万TEUまで増強したいとしています。

 シアヌークビル港湾公社は、17年6月に上場しましたが、株価は最近好調で、11月29日には7700リエルの最高値を付けています。公募価格は、5040リエルでした。上場にあたって、JICA(国際協力機構)が13.5%の株式を取得しています。

 シアヌークビル港は、カンボジアの貿易量の70%を支える最も重要な港湾であり、今後も着実な拡充と効率化が期待されます。

【筆者:鈴木博】
1959年東京生まれ。東京大学経済学部卒。1982年から、政府系金融機関の海外経済協力基金(OECF)、国際協力銀行(JBIC)、国際協力機構(JICA)などで、政府開発援助(円借款)業務に長年携わる。07年からカンボジア経済財政省・上席顧問エコノミスト。09年カンボジア政府よりサハメトレイ勲章受章。10年よりカンボジア総合研究所CEO/チーフエコノミストとして、カンボジアと日本企業のWin−Winを目指して経済調査、情報提供など行っている。

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提供:モーニングスター社