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<新興国eye>前週のブラジル株、米株市場の軟調や米中通商問題先行き懸念で反落=BRICs市況
2018-12-10 14:24:00.0
前週(3−7日)のブラジル株式市場は7日のボベスパ指数が前日比0.82%安の8万8115.07と続落し、週間ベースでも11月30日終値比1.55%安となり、反落した。
週明け3日の指数は反発して始まった。米中首脳会談で米国が中国からの輸入品に対し追加関税を見送ることで合意しリスクオフムードが後退。主に鉄鋼セクターが買われ、指数の上げを主導した。
翌4日は急反落した。米中通商問題への先行き不透明感や米株市場の下落で地合いが悪化した。
5日は内需関連株を中心に買われ、指数は反発した。
6日は反落し、週末7日も値を下げ続落した。6日はアジアや欧州の株式市場が下落したことでブラジル市場でもリスク投資回避の動きが強まった。また、原油先物価格の下落も嫌気され売りが広がった。7日はOPEC(石油輸出国機構)加盟国とOPEC非加盟国が日量120万バレルの減産で合意したことから原油価格が急伸、ペトロブラスが大きく反発し相場を押し上げた。
今週(10−14日)の株式市場は、引き続き海外市場、特に米株市場、原油などの国際商品相場やレアル相場の動向、新政権の経済改革や財政再建の先行き、また、12日のブラジル中銀の金融政策決定会合などが注目される。主な経済指標の発表予定は13日の10月小売売上高など。
<関連銘柄>
ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、
iS新興国<1362>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社




