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<新興国eye>前週のロシアRTS指数、OPEC・ロシアの減産合意などを好感し続伸=BRICs市況
2018-12-10 14:21:00.0
前週(3−7日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の7日終値が前日比2.1%高の1157.94と3日ぶりに反発し、週間ベースでは11月30日終値比2.8%高となり、続伸した。
週明け3日の指数は反発して始まり、4日も値を上げ続伸。週前半は、米中首脳会談で米国が追加関税をいったん見送ったことが好感された他、ロシアとサウジアラビアが減産延長で仮合意したことから原油高となり、買いが優勢となった。
5日は3日ぶりに反落し、6日も値を下げ続落した。トランプ米大統領がツイッターで追加関税を拡大する可能性を示唆したことや、中国通信機器大手ファーウェイ・テクノロジーズ(華為技術)の孟晩舟・副董事長兼CFO(最高財務責任者)がカナダで逮捕され、米国が孟氏の身柄の引き渡しを求めていることなどが嫌気され、売り優勢。ブレント原油先物が1バレル=58.5ドルを割り込んだことも売り材料となった。
週末7日は3日ぶりに反発した。週末はOPEC加盟国とOPEC非加盟国が日量120万バレルの減産で合意したことからブレント原油先物が63ドルを突破したことを好感し、ロシア株は買い優勢に転じた。
今週(10−14日)のロシア市場は引き続き原油価格やルーブル相場の動向、米中貿易戦争、14日の中銀の金融政策決定会合などが焦点となる。主な国内経済指標の発表の予定はないが、原油価格に影響を与える11日の米石油協会(API)週間石油在庫統計や12日のEIA(米エネルギー情報局)週間石油在庫統計が注目される。RTS指数は1130−1200ポイントの動きが予想される。
<関連銘柄>
RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、
WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、
野村原油<1699>、iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社




