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<新興国eye>前週のインド株、利益確定売りや米中貿易戦争懸念で反落=BRICs市況
2018-12-10 12:01:00.0
前週(3−7日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の7日終値は前日比1.02%高の3万5673.25と4日ぶりに反発したが、週間ベースは11月30日終値比1.44%安となり、反落した。
週明け3日の指数は6連騰して始まった。米中首脳会談で追加関税の発動を回避することで合意したことが好感され地合いが好転した。
4日は7日ぶりに反落し、6日まで3日続落となった。米中首脳会談は追加関税の発動を90日間遅らせることが決まっただけで、米中貿易戦争は続いているとの懸念が広がり地合いが悪化。5日にインド準備銀行(RBI)が公表した主要政策金利は6.50%の据え置きで、株式市場の反応は限定的だった。
6日は中国通信機器大手ファーウェイ・テクノロジーズ(華為技術)の晩舟・副董事長兼CFO(最高財務責任者)がカナダで逮捕され、米国が孟氏の身柄の引き渡しを求めていることが嫌気されて世界的な株安となる中、インド株も大きく売られた。
週末7日は4日ぶりに反発した。著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる米投資会社バークシャー・ハサウェイがインド金融大手コタク・マヒンドラ銀行に出資すると伝えられ、同行の株価が一時14%超と急伸し、指数の上げを主導した。
今週(10−14日)のインド市場は、米中貿易摩擦問題などの地政学リスクや国内景気、主要企業ニュースなどが注目される。主な経済指標の発表は12日のCPI(消費者物価指数)と10月鉱工業生産、14日の11月WPI(卸売物価指数)など。
<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




