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<新興国eye>前週の上海総合指数、米中首脳の追加関税回避合意を好感し続伸=BRICs市況
2018-12-10 10:08:00.0
前週(3−7日)の中国株式市場は主要指標となる上海総合指数の7日終値が11月30日終値比0.68%高の2605.89となり、続伸した。
週明け3日の指数は買い優勢で始まり、4日も値を上げ3連騰した。週前半は、米中首脳会談で米国が中国からの輸入品に対し追加関税をいったん回避することで合意し、リスクオフ後退で買い優勢となった。なかでも自動車部品セクターの株価が急騰し、指数の上げを主導。人民元相場が約3カ月ぶりの高値水準を付けたことも支援材料となった。
5日は4日ぶりに反落し、6日も値を下げ続落。5日、米中首脳会談で米国が追加関税の発動を90日間遅らせることが決まっただけで、米中貿易戦争は続いているとの懸念が広がり地合いが悪化した。6日は、中国通信機器大手ファーウェイ・テクノロジーズ(華為技術)の晩舟・副董事長兼CFO(最高財務責任者)がカナダで逮捕され、米国が孟氏の身柄の引き渡しを求めていることが嫌気され、売りが優勢となった。
週末7日は3日ぶりに小反発。ファーウェイ騒動を嫌気する売りが先行したが、金融、生活必需品、不動産セクターなどを中心に買戻しが入った。
今週(10−14日)の株式市場では引き続き米中通商協議などの地政学リスクや海外市場の動向、株価支援・景気対策、人民元相場、原油などのコモディティー相場などが注目される。主な経済指標の発表は11日の11月新車販売台数、14日の11月鉱工業生産と11月小売売上高、1−11月都市部固定資産投資など。
<関連銘柄>
上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
南方A50<1576>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




