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新興国ニュース

<新興国eye>前週のロシアRTS指数、原油安と米中貿易摩擦再燃で反落=BRICs市況

2018-11-26 10:33:00.0

 前週(19−23日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の23日終値が前日比2.18%安の1113.52と急落し、16日終値比では1.89%安となり、反落した。

 週明け19日の指数は4日続伸して始まった。前の週、米議会が対ロ追加制裁を19年まで先送りしたことで対ロ制裁懸念が後退した流れを引き継いだものの、17−18日のAPEC(アジア太平洋経済協力会議)で貿易問題をめぐり米中が折り合えず、共同声明の採択断念という異常事態が重しとなり、指数の伸びは小幅にとどまった。

 20日は5日ぶりに急落。OPEC(石油輸出国機構)が12月会合で原油減産を決めないとの観測で、ブレント原油先物が1バレル=62.5ドルを下回ったことが嫌気された。

 21日は反発し、22日も値を上げ続伸した。海外市場が堅調となりロシア株もツレ高となった他、米商工会議所のロシア支部長が米議会は19年3−4月まで対ロ制裁については審議しないと発言したことで対ロ制裁懸念が一段と後退し、買い優勢となった。

 週末23日は原油先物価格が59ドルを割り込んだことを受けロシア株売りが加速、前2営業日分の上げ幅を消した。

 今週(26−30日)のロシア市場は引き続き原油価格やルーブル相場の動向、米中貿易摩擦や、ロシアとトルコ、イランの3カ国によるシリア情勢会議(28−29日)などの地政学リスク、さらには30日から始まる20カ国・地域(G20)首脳会議が焦点となる。また、原油価格に影響を与える27日の米石油協会(API)週間石油在庫統計や28日のEIA(米エネルギー情報局)週間石油在庫統計も注目される。RTS指数は1080−1150ポイントの動きが予想される。

<関連銘柄>
 RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、
 WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、
 野村原油<1699>、iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社