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新興国ニュース

<新興国eye>前週のロシアRTS指数、ルーブル高と制裁懸念後退で反発=BRICs市況

2018-11-19 10:19:00.0

 前週(12−16日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の16日終値が前日比0.34%高の1134.93と3日続伸し、9日終値比では1.21%高となり、反発した。

 週明け12日の指数は売り優勢で始まり、翌13日も値を下げ4日続落した。週前半は、欧米市場の軟調、ロシア中銀が発表した1−10月期の民間部門(銀行含む)のロシア国内からの資本流出超額(速報値)が前年比3倍の422億ドルに急増したこと、OPEC(石油輸出国機構)が19年も減産を継続する方針をトランプ米大統領が批判しブレント原油先物が1バレル=64.6ドルに下落したことが売り材料となった。

 14日は5日ぶりに反発し、週末16日まで3日続伸した。週半ばは原油先物価格が67ドル台に反発した他、米議会が対ロ追加制裁を19年まで先送りしたことで対ロ制裁懸念が後退し、株価が急回復した。週後半も対ロ制裁懸念の緩和でルーブル高となったことや、原油先物価格が68ドル台に急回復したことが好感され、買いが優勢となった。

 今週(19−23日)のロシア市場は引き続き原油価格やルーブル相場の動向、米中貿易摩擦、米国による対ロ追加制裁などの地政学リスクなどが焦点となる。相場に影響を与えそうな主な国内経済指標の発表は20日の10月失業率など。また、原油価格に影響を与える20日の米石油協会(API)週間石油在庫統計や21日のEIA(米エネルギー情報局)週間石油在庫統計も注目される。RTS指数は1110−1160ポイントのレンジでの動きが予想される。

<関連銘柄>
RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、野村原油<1699>、iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社