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新興国ニュース

<新興国eye>前週のインド株、原油安や堅調な輸出を好感、3週続伸=BRICs市況

2018-11-19 10:05:00.0

 前週(12−16日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の16日終値は前日比0.56%高の3万5457.16と続伸し、週間ベースでは9日終値比0.85%高となり、3週続伸した。

 週明け12日の指数は続落して始まった。インド経済調査センター(CMIE)が前週末に発表した10月失業率が6.9%と、17年7月以来2年超ぶりの高水準となったことや、金融機関の流動性ひっ迫懸念で売り優勢となった。

 翌13日は3日ぶりに反発。前日引け後に発表された10月CPI(消費者物価指数)が前年比3.31%上昇と、前月の同3.7%上昇から伸びが鈍化し、インフレ懸念が後退したことから、インド準備銀行(RBI)による利下げ期待が強まり反発した。

 14日が小反落。原油先物価格の下落を好感してインド国営石油販売会社(OMC)が急伸した一方で、通貨ルピー高を受け輸出関連のIT株と医薬品株が売られた。

 15日は反発し、週末16日も値を上げ続伸。週後半は外国人投資家の買い越しが続いたことや、10月貿易収支で輸出の伸びが前年比17.9%増(前月は同2.2%減)と急増し、輸入も同17.6%増(同10.5%増)となったことが好感された。また、インド航空2位のジェット・エアウェイズがインド財閥タタグループの持ち株会社タタ・サンズによる救済策が近く発表されるとの報道を受け大幅高となったことが、指数の押し上げにつながった。

 今週(19−22日)のインド市場は、米中貿易摩擦問題などの地政学リスクや国内景気、主要企業ニュースなどが注目される。主な経済指標の発表は21日のマネーサプライ(M3)や23日の銀行貸出・預金残高と外貨準備高など。週末23日は「グルナーナク祭」の祝日で休場となる。

<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社