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新興国ニュース

<新興国eye>前週の上海総合指数、米中通商協議再開や株価・景気支援策受け反発=BRICs市況

2018-11-19 09:47:00.0

 前週(12−16日)の中国株式市場は主要指標となる上海総合指数の16日終値が9日終値比3.1%高の2679.11となり、大きく反発した。

 週明け12日の指数が6日ぶりに反発して始まり、翌13日も値を上げ続伸した。12日は、中国証券監督管理委員会(CSRC)が上場企業による自社株買いの手続きを簡素化する、と発表したことや、政府は個別金融機関による民間企業への融資目標額を設定しない方針だと伝えられたことなどを受け買い優勢。また、11日の「独身の日(シングルデー)」で、中国インターネット大手アリババが過去最高の売上を記録し景気懸念が後退したことが追い風だった。13日は、中国財政部の劉昆部長が大規模な法人税減税を検討していると発言したことが支援材料となった。

 14日は3日ぶりに反落した。原油先物価格の下落でエネルギー関連株が指数の下げを主導した他、10月小売売上高が前年比8.6%増と、5月以来5カ月ぶりの低い伸びとり、個人消費の鈍化懸念が強まった。

 15日は反発し、週末16日も値を上げ続伸した。週後半は中国当局が11月末の米中首脳会談を前に、通商問題をめぐる閣僚級協議を再開したことを明らかにし米中貿易摩擦懸念が後退した他、中国人民銀行(中銀)が人民元相場の取引の基準値(リファレンス・レート)を元高方向に設定したことで元安進行が止まり、買い安心感が広がった。

 今週(19−23日)の株式市場では引き続き米中貿易摩擦などの地政学リスクや海外市場の動向、株価支援・景気対策、人民元相場、原油などのコモディティー相場などが注目される。相場に影響を与えそうな主な経済指標の発表の予定はない。

<関連銘柄>
 上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
 H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
 南方A50<1576>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社