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新興国ニュース

<新興国eye>前週のブラジル株、利益確定売りや資金流出懸念で6週ぶり反落=BRICs市況

2018-11-12 10:44:00.0

 前週(5−9日)のブラジル株式市場は9日のボベスパ指数が前日比0.02%高の8万5641.21と小反発したが、週間ベースでは1日終値から3.14%安となり、6週ぶりに反落した。

 週明け5日の指数は4連騰して始まった。ボウソナロ次期大統領が財政再建を約束したことや、年末までに指数が9万5000ポイントに上昇するとの市場観測が広がったことが買い材料となった。

 6日は5日ぶりに反落し、8日まで3日続落した。連日の相場上昇で高値警戒感から利益確定売りが出た他、10月ICPA(拡大消費者物価指数)が年率4.56%上昇と、9月の4.53%上昇を超え、インフレ加速懸念が強まったことなどが嫌気された。さらに、FRB(米連邦準備制度理事会)がFOMC(米連邦開会市場委員会)で政策金利の現状維持を決めたが、利上げサイクルに対する見解を変えなかったことを受け新興国市場から投資資金が流出する懸念が高まったこともブラジル株の下押し要因となった。

 週末9日は4日ぶりに小反発。利益確定売りが継続した一方、新政権による経済改革や財政再建への期待感が強まった。

 今週(12−16日)の株式市場は、引き続き海外市場、特に米株市場、原油などの国際商品相場やレアル相場の動向、新政権の経済改革や財政再建の先行きなどが注目される。主な経済指標の発表は13日の9月小売売上高など。15日は「共和制宣言記念日」の祝日で休場となる。

<関連銘柄>
ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、iS新興国<1362>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社