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新興国ニュース

<新興国eye>前週の上海総合指数、景気後退懸念で3週ぶり反落=BRICs市況

2018-11-12 09:32:00.0

 前週(5−9日)の中国株式市場は主要指標となる上海総合指数の9日終値が2日終値比2.9%安の2598.87となり、3週ぶりに反落した。

 週明け5日の指数は反落して始まり、週末9日まで5日続落した。

 週前半は、前の週末に閉幕した中国最大の商談会「中国輸出入商品交易会」での契約額が前年実績を下回ったことで景気懸念が強まったことや、米国家経済会議(NEC)のクドロー委員長が米中貿易関係の見通しについて早期の協定合意の可能性を否定したことなどを受け、売り優勢となった。ただ、李克強首相が中小企業支援で減税や市場取引の手数料軽減などの対策を講じる考えを示したこともあり、相場の下げは限定的だった。

 週半ばは、6日の米中間選挙結果が判明し民主党が下院で過半数を獲得したものの、米中貿易摩擦懸念が払しょくされず売り圧力が強まった。

 週後半も、引き続き景気の先行き懸念や軟調な企業業績が相場を押し下げた。国家発展改革委員会の幹部が18年自動車販売の見通しについて前年水準を割り込む見通しを示すなど政府高官の相次ぐ景気後退発言で地合いが悪化した。8日発表の10月貿易収支は輸出と輸入がいずれも市場予想を上回り支援材料となったが、買いは続かなかった。

 今週(12−16日)の株式市場では引き続き米中貿易摩擦などの地政学リスクや海外市場の動向、株価支援・景気対策、人民元相場、コモディティ相場などが注目される。相場に影響を与えそうな主な経済指標の発表は14日の10月小売売上高と10月鉱工業生産、1−10月都市部固定資産投資、15日の10月70都市住宅価格など。

<関連銘柄>
 上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
 H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
 南方A50<1576>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社