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新興国ニュース

<新興国eye>マレーシア中銀、市場予想通り政策金利を据え置き―5会合連続

2018-11-09 10:53:00.0

 バンク・ネガラ・マレーシア(中銀)は8日の金融政策決定会合で、市場の予想通り、政策金利である翌日物政策金利(OPR)を3.25%に維持することを決めた。

 中銀は16年7月会合で景気刺激のため、政策金利を0.25ポイント引き下げたあと、同9月会合から17年11月会合まで8会合連続で金融政策を据え置いた。金融緩和の程度を調整するため、18年1月会合で利上げを実施したが、その後は、同3月会合から再び据え置きに転じている。現状維持は今回で5会合連続。

 中銀は会合後に発表した声明文で、インフレ見通しについて、「18年のインフレ率は平均的に低水準となるが、19年には原油価格の上昇と国内の燃料価格の上昇を受け、やや加速する」とした。しかし、「コアインフレ率は需要過多によるインフレ圧力がないため、引き続き抑制される」とし、前回10月会合に引き続き楽観的な見方を示した。

 景気については、前回の会合で、「貿易摩擦の深刻化や長引く鉱業と農業のセクターの低迷、さらには国内政策の不透明感から中期的には景気下ブレリスクに直面している」との認識を示し、初めて景気リスクについて言及したが、今回の会合でもこの文言を維持した。また、前回会合時と同様、「それ(景気リスク)にもかかわらず、全体として、18年と19年のマレーシア経済は堅調な伸びを持続する」と景気見通しについても楽観的な見方を示している。

 その上で、今後の金融政策の見通しについて、前回会合時と同様、「現在の政策金利水準での金融緩和の程度はわれわれが意図した政策スタンスと合致している」とした。

 次回会合は19年1月23−24日に開かれる予定。

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提供:モーニングスター社