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<新興国eye>前週のブラジル株、米中貿易合意観測と米株高を好感し5週続伸=BRICs市況
2018-11-05 11:14:00.0
前週(10月29日−11月1日)のブラジル株式市場は1日のボベスパ指数が前日比1.14%高の8万8419.06、週間ベースでも10月26日終値から3.15%高となり、5週続伸した。週末2日は「万聖節」の祝日のため休場だった。
週明け10月29日の指数は3日ぶりに反落して始まった。28日の大統領選決選投票で社会自由党(PSL)のジャイル・ボウソナロ候補が大勝したことを受け、これまでの相場上昇に対する高値警戒感から利益確定売り優勢に転じた。
翌30日は急反発し、11月1日まで3連騰した。
30日はボウソナロ次期大統領による経済改革や財政健全化への取り組みに対する期待感や米中貿易摩擦激化懸念の後退、米株市場の堅調を受け買い優勢となった。また、スペイン通信大手テレフォニカのブラジル法人、テレフォニカ・ブラジルが好調な四半期決算を受けて14.36%高と急伸し、指数の上げを主導した。
31日は、引き続きボウソナロ次期大統領による経済改革期待と堅調な米株市場に支えられて、国内の機関投資家や投資ファンドが株式市場への資金流入を強めたことから相場が押し上げられた。1日には指数はザラ場で8万9017ポイントに急伸し、2月26日に付けたザラ場での過去最高値(8万7652ポイント)を更新した。
今週(5−9日)の株式市場は、引き続き海外市場、特に米株市場、原油などの国際商品相場やレアル相場の動向などが注目される。主な経済指標の発表は5日の10月IPC−Fipeインフレ指数(サンパウロ大学経済研究所が発表する消費者物価指数)や6日の10月マークイット・ブラジル総合PMI(購買担当者景気指数)、7日の10月ジェトゥリオ・バルガス財団(FGV)IGP−DIインフレ指数(全国卸売物価指数)とブラジル地理統計資料院(IBGE)10月ICPA(拡大消費者物価指数)、10月自動車生産・販売台数など。
<関連銘柄>
ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、iS新興国<1362>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社




