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新興国ニュース

<新興国eye>前週のロシアRTS指数、海外株高背景に買い戻し入り5週ぶり反発=BRICs市況

2018-11-05 10:55:00.0

 前週(10月29日−11月2日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の2日終値が前日比0.3%高の1134.80と3日続伸し、前週比でも3.3%高となり5週ぶりに反発した。

 週明け10月29日の指数は3日ぶりに反発して始まったが、翌30日は反落。29日は前の週までの4週連続の相場下落を受け買い戻しが活発化した。30日は、米中首脳が貿易協定の締結に失敗するとの懸念や世界景気後退懸念が強まった他、ブレント原油先物が1バレル=75.3ドルに急落したことが嫌気され、売り優勢となった。

 31日は反発し、週末11月2日まで3連騰した。週後半は原油価格が米国の週間石油統計の結果を好感したことや、トランプ米大統領が中国との貿易協定で合意するとの観測報道、さらには海外市場が堅調となったことが好感され買いが広がった。ただ、週末は米国の対イラン制裁に韓国や日本など8カ国が参加しない見通しとなったことや、サウジアラビアとリビアの原油増産が嫌気され、原油価格が73ドル台で伸び悩んだため、指数の上げ幅は小幅にとどまった。

 今週(6−9日)のロシア市場は引き続き原油価格やルーブル相場の動向、米中貿易摩擦、米国による対ロ追加制裁などの地政学リスクなどが焦点となる。相場に影響を与えそうな主な国内経済指標の発表は6日の10月CPI(消費者物価指数)と10月サービス業PMI(購買担当者景気指数)、9日の9月貿易収支など。また、原油価格に影響を与える6日の米石油協会(API)の週間石油在庫統計と7日のEIA(米エネルギー情報局)の週間石油在庫統計も注目される。RTS指数は1100−1200ポイントのレンジでの動きが予想される。5日は「統一の日」の祝日のため休場となる。

<関連銘柄>
RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、野村原油<1699>、iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社