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<新興国eye>ムーディーズ、米中貿易戦争の影響もベトナム経済見通し楽観的
2018-10-31 14:44:00.0
米大手格付会社ムーディーズ・インベスターズ・サービス(ムーディーズ)は最新レポートにおいて、最近の米中貿易戦争が東南アジアの多くの新興市場にマイナスの影響を及ぼしているものの、ベトナムの経済成長見通しを楽観的に見ている。
ムーディーズはベトナムの18年GDP(国内総生産)成長率を前年の6.8%に迫る6.7%の高い水準になると予想している。
電子製品や縫製品の輸出が順調に伸びていることに加え、農業の成長が回復していること、海外からの投入資金が安定して流入していることが、ベトナムの経済成長を後押しする要因となっている。
18年1−6月期(上半期)の対GDP経常黒字比率は、貿易黒字の拡大が功を奏して、17年の5.1%から6.6%に拡大している。経常黒字に加え安定的な外貨準備高を持つベトナムは、深刻な経常赤字に陥っている他の新興市場と比べて、健全な財務状況を見せている。
ムーディーズはベトナム政府が年末まで現在の金融政策を堅持していくとしている。
【筆者:Viet Economic Research&AdVISory Corp.(VERAC)】
2002年ベトナム・ホーチミン市で創業。「ベトナム株・経済情報」「VIETJOベトナムニュース」、「VIETJOライフ」の自社媒体を通じ、経済、金融情報を中心に毎日数十本のベトナム関連記事を配信する。業界で唯一、全上場企業740社超の日本語企業データベースを保有。また調査可能な非上場企業のユニバースは22万社を誇る。10年超にわたり蓄積した情報とネットワークを駆使した企業信用調査に強み。
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提供:モーニングスター社




