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<新興国eye>前週のブラジル株、大統領選後の改革期待で4週続伸=BRICs市況
2018-10-29 12:37:00.0
前週(22−26日)のブラジル株式市場は26日のボベスパ指数が前日比1.95%高の8万5719.87と続伸し、週間ベースでも19日終値から1.78%高となり、4週続伸した。
週明け22日の指数は続伸して始まった。28日の大統領選・決選投票を間近に控え、社会自由党(PSL)のジャイル・ボウソナロ候補が決選投票で勝利し、財政赤字解消を目指して改革を断行するとの期待感が強まり、買い優勢となった。
23日は反落し、24日も値を下げ続落。利益確定売りが強まった他、世界景気の後退懸念で海外市場が軟調となったことや原油価格の下落で資源セクターが売られる展開となった。
25日は3日ぶりに反発し、週末26日も値を上げ続伸した。25日は海外市場、特に米株市場が持ち直したことや、ブラジル市場も連日の相場下落を受けて買い戻しが優勢となった。週末は米株市場が主要企業の弱い四半期決算で再び急落したものの、投資家の関心は大統領選・決選投票に移っており、ボウソナロ候補が選挙後、財政改革を推し進めるとの見方が強まり、翌週の相場は急伸するとの思惑で買いを活発化させた。
なお、28日のブラジル大統領選・決選投票は、ボウソナロ候補がフェルナンド・アダジ候補(元サンパウロ市長)を抑えて勝利。19年1月1日、大統領に就任する。
今週(10月29日−11月1日)の株式市場は、引き続き海外市場、特に米株市場、原油などの国際商品相場やレアル相場の動向、31日のブラジル中銀の金融政策決定会合などが注目される。主な経済指標の発表は29日の9月財政収支や30日のジェトゥリオ・バルガス財団(FGV)10月IGP−MIインフレ指数、1日の9月鉱工業生産と10月製造業PMI(購買担当者景気指数)など。週末2日は「万聖節」の祝日のため休場となる。
<関連銘柄>
ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、iS新興国<1362>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社




