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<新興国eye>前週のロシアRTS指数、原油安や海外市場軟調で3週続落=BRICs市況
2018-10-22 10:32:00.0
前週(15−19日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の19日終値が前日比1.16%安の1126.97と3日続落し、12日終値比でも1.26%安となり、3週続落した。
週明け15日の指数は買い優勢となり、翌16日も値を上げ3日続伸した。サウジアラビア人ジャーナリストの殺害疑惑が強まったことを受けトランプ米大統領がサウジアラビアへの制裁の可能性に言及し、供給不安からブレント原油先物(12月限)が1バレル=80.8ドル超に上昇。加えて、海外相場が堅調だったことでロシア株にも買いが入った。
17日は4日ぶりに反落し、週末19日まで3日続落した。
17日はEIA(米エネルギー情報局)の週間石油在庫統計で原油在庫が650万バレルも急増したことを受けて原油価格が急落したことや海外相場が軟調となったこと、さらにはFOMC(米連邦公開市場委員会)議事録の発表を控え利益確定売りが強まった。
18日は、原油価格が心理的に重要な下値抵抗線の80ドルを割り込んだことに加え、海外相場の下落でロシア市場の地合いが急速に悪化した。
19日、ロシアのインターネットサービス最大手ヤンデックスが自社株30%をロシア連邦貯蓄銀行(ズベルバンク)に売却するとの観測で20%近く急落し、指数の下げを主導した。
今週(22−26日)のロシア市場は引き続き原油価格やルーブル相場の動向、貿易摩擦問題などの地政学リスク、26日のロシア中銀の金融政策決定会合が焦点となる。相場に影響を与えそうな主な国内経済指標の発表の予定はないが、原油価格に影響を与える23日の米石油協会(API)の週間石油在庫統計と24日のEIA(米エネルギー情報局)の週間石油在庫統計が注目される。
<関連銘柄>
RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、
WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、
野村原油<1699>、iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社




