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新興国ニュース

<新興国eye>前週のインド株、原油高やルピー安、弱い企業決算で反落=BRICs市況

2018-10-22 10:14:00.0

 前週(15−19日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の19日終値は前日比1.33%安の3万4315.63と続落し、週間ベースでも12日終値比1.20%安となり、反落した。18日は「デサラ祭」の祝日で休場だった。

 週明け15日の指数は買い優勢で、翌16日も値を上げ3日続伸した。海外市場の堅調を受けて、インド市場でも医薬品やIT関連銘柄が買われる展開となった。IT株はソフトウエア輸出大手インフォシスの決算は増益が見込まれるとの観測で買いが強まった。ただ、ルピー安が進んだことや、原油価格が上昇したことから原油輸入依存度が高いインド経済にとってはマイナス材料となり上値が重くなった。

 17日は4日ぶりに反落した。ノンバンクの信用収縮懸念で金融関連株が下落した他、ルピー安と原油高が嫌気された。また、外国人投資家の売り圧力も強まり地合いが悪化した。

 週末19日も値を下げ、18日休場を挟んで続落となった。世界最大の製油所を運用するリライアンス・インダストリーズが四半期決算で製油事業部門の粗利益率が3年半ぶりの低水準となったことから一時7%も急落した。セメント大手ACCとIT大手マインドツリーの四半期決算も弱い結果となり失望売りを誘った。また、流動性不足懸念が強いノンバンクもインディアブルズ・ハウジング・ファイナンスなどが急落し、イエス銀行も同行のCEO(最高経営責任者)の任期延長問題でインド準備銀行(RBI)の承認が得られなかったことから一時8%超も急落した。

 今週(22−26日)のインド市場は、米中貿易摩擦問題などの地政学リスクや国内景気、主要企業ニュースなどが注目される。主な経済指標の発表は24日のマネーサプライ(M3)や26日の銀行貸出・預金残高と外貨準備高など。

<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社