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<新興国eye>ロシアのテレグラム、12月に新BC「TON」による仮想通貨決済を試験運用へ
2018-10-18 12:49:00.0
ロシアのインスタントメッセンジャーアプリ大手テレグラムは、ネット上で取引が可能な仮想通貨のビットコインやイーサリアムを使用するよりも高速の仮想通貨取引が可能な第3世代のブロックチェーン(BC)のプラットフォーム「テレグラム・オープン・ネットワーク(TON)」を12月に試験的に運用するもようだ。地元プライム通信(電子版)などが16日に伝えた。
これはロシア経済紙ヴェードモスチが最初に報じたもので、TONの開発は現在、全体的には70%まで進んでおり、12月にユーザー定義のスマート・コントラクト(契約の自動処理)を実行するTONバーチャルマシン(TVM)を使った試験運用を経て、将来的には同社のユーザーに対し、メッセージ機能と一体化した仮想通貨ウォレット(仮想通貨を保管している場所)サービスを提供したいとしている。
TONは仮想通貨取引の承認システムの一つであるプルーフオブステーク(PoS)を採用しており、TONを利用したブロックチェーン上での決済スピードでは米クレジットカード最大手ビザや米同業大手マスターカードと互角の競争が可能になると期待されている。BCは金融機関を介さずに直接ユーザー同士が仮想通貨の決済などの取引を可能にする分散型P2P取引に不可欠な技術。
テレグラムはTONの開発に必要な資金を調達するため、2月と3月の2度にわたって、新たな仮想通貨を発行して資金調達するICO(イニシャル・コイン・オファリング)を通じて、同社の新仮想通貨「グラム」を175人の民間投資家に17億ドルで売却している。投資家の中には13年5月に米ナスダック店頭市場に上場したロシア代金支払い決済サービス最大手キウイも含まれている。
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