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新興国ニュース

<新興国eye>前週のブラジル株、1回目の大統領選挙結果を好感し続伸=BRICs市況

2018-10-15 10:56:00.0

 前週(8−11日)のブラジル株式市場は11日のボベスパ指数が前日比0.91%安の8万2921.08と続落したが、週間ベースでは5日終値から0.73%高となり、続伸した。週末12日は「聖母の日」の祝日で休場だった。

 週明け8日の指数は3日ぶりに反発して始まり、9日も小幅に値を上げ、続伸。8日は前日に行われた1回目の大統領選挙で、市場の信望が厚い社会自由党(PSL)のジャイル・ボウソナロ候補が他の候補をリードし、決選投票に進んだことを受けて、ほぼ全面高となった。ただ、9日は高値警戒感から利益確定売り圧力も強まり上値が重い展開となった。

 10日は3日ぶりに反落し、11日も値を下げ2日続落した。

 10日は、海外市場が下落したことでブラジル株も売られたことや、米国の長期金利が上昇し、原油価格も下落したことが嫌気され、利益確定売りが優勢となった。なかでもボウソナロ大統領候補がブラジル中央電力と石油大手ペトロブラスの国営大手2社の民営化に否定的な見解を示したことで選挙後のブラジル経済改革が進むかどうかという懸念や経済の先行き不透明感が強まり、投資家は積極的な買いを控えた。

 11日も海外市場が米国の追加利上げや米中貿易摩擦激化の懸念でリスク投資が控えられ軟調となったことや、ブラジル市場でも大統領選挙後の経済シナリオに対する不透明感が払しょくされず、売り優勢となった。

 今週(15−19日)の株式市場は、引き続き原油などの国際商品相場やレアル相場の動向、大統領選挙の決選投票(28日)に向けた政治動向などが注目される。主な経済指標の発表は15日のGDP(国内総生産)伸び率の先行指標となっているIBC―Br(経済活動指数)など。

<関連銘柄>
ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、iS新興国<1362>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社