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<新興国eye>前週のロシアRTS指数、原油安や海外市場軟調で続落=BRICs市況
2018-10-15 10:28:00.0
前週(8−12日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の12日終値が前日比1.54%高の1141.35と3日ぶりに反発したものの、週間ベースでは5日終値比1.55%安となり、続落した。
週明け8日の指数は小幅安も3日続落して始まったが、翌9日は小反発した。8日は米中貿易摩擦など世界的な貿易縮小による景気後退懸念から海外市場が軟調となり、ロシア市場でもリスク投資を控える動きが強まった。ブレント原油先物も1バレル=83.5ドルに下落し、指数は売り優勢。9日は原油価格が85ドルに回復し、ロシア株に買い戻しが入った。
10日、11日と大きく値を下げ続落。原油価格が下落に転じたことや、欧米市場が米国やイタリアの長期国債利回りが急伸したのを嫌気し軟調となったことや、RTS指数の構成ウエートが高い国営天然ガス大手ガスプロムが高値警戒感から利益確定売り優勢となり、指数を押し下げた。
週末12日は3日ぶりに反発した。海外市場が急回復したことや原油価格がやや持ち直したことからロシア株も買われた。個別銘柄ではアルミ地金生産で世界最大手UCルスアルが米国による同社への経済制裁の発動が1カ月遅れるとの見通しで5.4%高と急伸し、指数の上げを主導した。
今週(15−19日)のロシア市場は引き続き原油価格やルーブル相場の動向、貿易摩擦問題などの地政学リスクが焦点となる。相場に影響を与えそうな主な国内経済指標の発表は15日の9月鉱工業生産や17日の9月失業率など。この他、原油価格に影響を与える16日の米石油協会(API)の週間石油在庫統計と17日のEIA(米エネルギー情報局)の週間石油在庫統計も注目される。RTS指数は1120−1200のレンジの動きが予想される。
<関連銘柄>
RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、
WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、
野村原油<1699>、iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社




