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<新興国eye>トルコ銀行協会、企業救済で1500万リラまでの債務再構築認める方針
2018-10-10 11:17:00.0
トルコ銀行協会(TBB)は8日、政府の景気対策に協力するため、銀行などの地場金融機関から融資を受けている企業への救済策として、一定の要件を満たせば債務の再構築を認める方針を明らかにした。地元紙ヒュリエト(電子版)などが伝えた。
債務再構築の対象となるのは原則として1500万リラ(資金流出を伴わないリスクのある企業は2500万リラ)を下回る債務で、返済期限の満期が来たとき、最初の6カ月間は返済を猶予し、最長24カ月の分割返済、または、19年4月末までのつなぎ融資(スポット資金の借り入れ)を認めるというもの。これは多重債務で返済に苦しんでいる企業の救済策となる。
TBBでは8月17日の理事会でトルコの経済活動を支える方策として今回の措置について協議し、9月19日に最終合意したとしている。一定の要件は現在、金融機関による法的措置や破産手続きを受けておらず、なおかつ6月末以降、債務再構築を受けていないこととなっている。TBB加盟の金融機関は企業借入金の90%を占める。
また、TBBは最近の企業を取り巻く金融環境について、トルコの金融機関が海外市場で資金調達するとき上乗せされる高い金利、いわゆる、トルコ・プレミアムはやや低下し、リラ相場や資本市場の変動も落ち着いており、国内外の投資家のマインドも改善した、と分析している。
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提供:モーニングスター社




