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新興国ニュース

<新興国eye>ルーマニア中銀、政策金利を現状維持―3会合連続

2018-10-04 10:56:00.0

 ルーマニア国立銀行(中銀)は3日の金融政策決定会合で、主要政策金利である1週間物レポ金利を2.50%のまま据え置くことを決めた。

 また、中銀は主要政策金利の±1.00ポイントのレンジの上限にあたる市中銀行に資金供給するためのロンバート型貸出金利も3.50%、下限にあたる資金吸収のための預金金利も1.50%のままいずれも据え置いた。一方、金融システム内の流動性を適切に管理するため、市中銀行が中銀に預ける預金準備率についても自国通貨建ての預金準備率を8.00%、また、外国通貨建ての預金準備率も8.00%のまま据え置いた。

 中銀は18年1月会合で08年8月1日会合以来9年5カ月ぶりとなる金融引き締めに転換。2月会合でも小幅利上げを実施し利上げ幅は計0.50ポイントに達した。4月会合では現状維持を決めたが、5月会合で2月会合以来3カ月ぶりに利上げを再開し、政策金利を0.25ポイント引き上げた。7月会合で現状維持に転換し、これで3会合連続の金利据え置きとなる。

 中銀は声明文で、金利を据え置いた理由について、「7月のインフレ率は前年比4.56%上昇、また、8月は5.06%上昇と、いずれも6月の5.4%上昇を下回り、予測通りの動きとなっている。コアインフレ率も7月は2.9%上昇、8月は2.8%上昇と、引き続き伸びが鈍化している」とし、インフレが減速していることを挙げた。

 また、前回8月会合時と同様、「インフレ率は8月の中期経済予測で示されたように、今年末時点で物価目標レンジ(1.5−3.5%上昇)の上限に向かって伸びが鈍化していく」とインフレの先行きに楽観的な見方を示した。

 次回の金融政策決定会合は11月6日に開かれる予定。

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提供:モーニングスター社