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<新興国eye>前週のブラジル株、レアル上昇や米株市場の堅調で3週ぶり反発=BRICs市況
2018-09-25 10:28:00.0
前週(17−21日)のブラジル株式市場は21日のボベスパ指数が前日比1.70%高の7万9444.29と急反発し、週間ベースでも14日終値から5.32%高となり、3週ぶりに反発した。
週明け17日の指数は買い優勢で始まり、18日も値を上げ3日続伸した。ブラジル通貨レアルが上昇したことや7月IBC−Br経済活動指数が市場予想を上回ったことが好感された。また、米証券大手ゴールドマン・サックスが冷凍食品大手BRFの株式投資判断を引き上げたことを受け急騰。ブラジル国営石油大手ペトロブラスの急伸とともに、指数の上げを主導した。
19日は小反落し、20日も小幅に値を下げ続落した。足元の高値警戒感から利益確定売りが出た。ただ、原油価格の上昇で資源セクターが買われ、下げは限定的となった。また、大統領選挙の世論調査で、ブラジル政界でカリスマ的存在であり、収賄の罪で収監中のルラ元大統領の支援を受けているブラジル労働党(PD)のフェルナンド・ハダド候補(元サンパウロ市長)の支持率が急上昇したことが嫌気された。同候補は市場からの信望が厚い社会自由党(PSL)のジャイル・ボウソナロ候補と争っている。
週末21日は3日ぶりに急反発した。レアルが対ドルで急伸したことや、米中貿易摩擦懸念の緩和で米株市場が引き続き堅調となり、コモディティ(国際相場商品)相場の上昇も追い風となった。
今週(24−28日)の株式市場は、引き続き原油・鉄鉱石などの国際商品相場、レアル相場の動向、大統領選挙や景気の見通しなどが注目される。主な経済指標の発表は24日のジェトゥリオ・バルガス財団(FGV)9月消費者信頼感指数と8月経常収支、8月外国からの対内直接投資額(FDI)、25日のブラジル中銀の金融政策決定会合議事録、27日の中銀の四半期インフレ報告書の公表、28日の8月財政収支など。
<関連銘柄>
ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、
iS新興国<1362>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社




