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新興国ニュース

<新興国eye>前週のロシアRTS指数、原油高と米中貿易摩擦リスク緩和で続伸=BRICs市況

2018-09-25 10:18:00.0

 前週(17−21日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の21日終値が前日比0.78%高の1149.53となり、前週比でも5.01%高と続伸した。

 週明け17日の指数は買い優勢で始まり、週末21日まで9連騰した。

 週前半は、米国の制裁対象となっていたアルミ地金生産で世界最大手UCルスアルが同社への制裁緩和を受けて14.7%高となり、指数の上げを主導した。

 週半ばもルーブル高が好感された他、世界最大級のカリウム肥料会社として知られるロシアのウラルカリー化学が中国企業グループと大型商談をまとめたことを受け8.4%高と急伸し、指数を押し上げた。

 また、OECD(経済協力開発機構)が発表した世界経済見通しが世界的な貿易摩擦などで下方修正される中、ロシアの18年GDP(国内総生産)伸び率は従来予想の1.8%増のまま維持されたことも好感された。

 週末もブレント原油先物価格が1バレル=80ドルに達したことや、中国の李克強首相がスイス・ダボスで開かれた世界経済フォーラムで国内投資の拡大、VAT(付加価値税)減税の方針を示したことや、10月から大半の貿易相手国からの輸入品に対する関税率を引き下げる方向で検討していることを受け中国市場が急騰し、ロシア株にも買いが広がった。

 今週(24−28日)のロシア市場は引き続き原油価格やルーブル相場の動向、米中貿易摩擦問題などの地政学リスクが焦点となる。相場に影響を与えそうな主な国内経済指標の発表の予定はない。原油価格に影響を与える25日の米石油協会(API)の週間石油在庫統計と26日のEIA(米エネルギー情報局)の週間石油在庫統計が注目される。RTS指数は1100−1200のレンジの動きが予想されている。

<関連銘柄>
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提供:モーニングスター社