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新興国ニュース

<新興国eye>前週のインド株、ルピー安懸念やノンバンクの資金ひっ迫懸念で3週続落=BRICs市況

2018-09-25 09:56:00.0

 前週(17−21日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の21日終値は前日比0.75%安の3万6841.60、週間ベースでも14日終値比3.28%安となり、3週続落した。

 週明け17日の指数は4日ぶりに反落して始まり、週末21日まで4日続落した。

 海外市場が軟調となったことでインド株にも売り圧力が強まった。また、政府がぜいたく品の輸入関税を引き上げるとの一部報道で、自動車セクターが売られたほか、政府が前週末にインド通貨ルピーの急落阻止のため、銀行が自己資本増強で起債するマサラ債(海外市場で外国人投資家に発行するルピー建て債券)の発行条件緩和などの対策を発表したが、その効果は限定的との見方が強まったことも下げ足を強めた。

 週半ばはルピー安懸念が完全には払しょくされず、また、外国人投資家の売り越しで軟調相場が続いた。

 20日が「ムハッラム」の祝日で休場。取引が再開された週末はインド準備銀行(RBI)がルピー支援策として石油会社に対しドル売りを要請する方向で検討していることが分かり、ルピー相場が1%近く上昇した。しかし、ノンバンクの住宅金融大手デワン・ハウジング・ファイナンス(DHFL)が資金ひっ迫懸念で一時、50%超も急落し、指数の下げを主導した。

 今週(24−28日)のインド市場は、引き続き米中貿易摩擦問題などの地政学リスクや国内景気、主要企業ニュースなどが注目される。主な経済指標の発表は28日の8月財政収支と8月インフラストラクチャ生産高、4−6月期対外債務など。

<関連銘柄>
 上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
 インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社