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<新興国eye>前週のロシアRTS指数、原油高と新興国経済への懸念後退で反発=BRICs市況
2018-09-18 10:54:00.0
前週(10−14日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の14日終値が前日比0.94%高の1094.73と、4日続伸し、前週比でも4.2%高と、急反発した。
週明け10日の指数は6日続落して始まった。前の週末、トランプ米大統領が対中制裁に関し、従来の2000億ドル相当の中国からの輸入品への追加関税に加え、新たに2670億ドル相当の輸入品も追加すると発言したことで欧米市場が軟調となり、ロシア株も売られた。
11日は反発し、週末14日まで4日続伸した。ルーブル高と原油高、さらには欧州市場が堅調となったことでロシア株が買われる展開となった。ブレント原油先物が米南東部メキシコ湾に大型ハリケーン「フローレンス」が近づいたことから1バレル=80ドルの上値を試す展開となった他、トルコ中銀が市場予想を上回る大幅利上げを決定し新興国経済への警戒感が後退したことなどが買い安心感につながった。
今週(17−21日)のロシア市場は引き続き原油価格やルーブル相場の動向、米中貿易摩擦問題などの地政学リスクが焦点となる。相場に影響を与えそうな主な国内経済指標の発表は19日の8月失業率など。また、原油価格に影響を与える18日の米石油協会(API)の週間石油在庫統計と19日のEIA(米エネルギー情報局)の週間石油在庫統計も注目される。RTS指数は1070−1110のレンジの動きが予想されている。
<関連銘柄>
RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、
WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、野村原油<1699>、
iエネルギー<2024>
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