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<新興国eye>前週のインド株、ルピー安や世界的な貿易摩擦懸念で7週ぶり反落=BRICs市況
2018-09-10 10:17:00.0
前週(3−7日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の7日終値は前日比0.38%高の3万8389.82と続伸したが、週間ベースでは8月31日終値比0.66%安となり、7週ぶりに反落した。
週明け3日の指数は売り優勢で始まり、5日まで6日続落した。米中貿易摩擦にみられる米国絡みの世界的な貿易摩擦懸念でアジア市場全体が軟調となった流れでインド株も売られた。外国人投資家の売り越しが続いたことやインド通貨ルピーが急落し、連日、過去最安値を更新したことも指数の下落につながった。ルピーは8月だけで3.3%、年初来で10%超も下落している。
6日は7日ぶりに反発し、週末7日も値を上げ続伸した。連日の相場下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが活発化した。また、インド準備銀行(RBI)が通貨防衛のため、ドル売り・ルピー買いの市場介入を実施したことでルピーが反発し、株式相場を支援した。
今週(10−14日)のインド市場は、引き続き世界的な貿易摩擦問題などの地政学的リスクや国内景気、主要企業ニュースなどが注目される。主な経済指標の発表は12日の7月鉱工業生産と7月製造業生産、8月CPI(消費者物価指数)、14日の8月WPI(卸売物価指数)など。13日は「ガネーシャ神生誕祭」の祝日で休場となる。
<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




